住宅ローン診断士の役割
住宅ローン診断士は、住宅ローンに関する高等な知識や情報を備え、且つ、プランニングに関する知識や実務能力を備えたものに与える資格です。
住宅ローンのプランニング業務
住宅ローン診断士は、お客様から各種の相談を受けた後、住宅ローンに関するプランニングを行います。
住宅ローン診断士は、特に金融機関の行う審査基準などの知識をもとに、
- いくらまで借りられるか?・返済期間は何年で組むべきか?
- 月額返済はいくら以内に抑えるべきか?
などを分析し、顧客に提案します。
その他、「金利タイプ」や「直近の金利動向」などの説明をし、相談者のニーズに合った最適な住宅ローンをご提案致します。
※ただし、貸金業登録した企業に所属しない者は、一般論の説明に留まり、具体的な金融機関名やローン商品名をお伝えすることはできません
調査・デューデリジェンス業務(調査DD業務)
住宅ローン診断士は、ローンコンサルティング企業から調査DD業務を受託します。
調査DD業務とは、住宅ローン審査に必要な書類の収集や、お客様の属性や資産・負債の査定などの調査業務です。
それらを報告書にまとめ、ローンコンサルティング企業へ提出致します。ローン成約時に報酬が貰えます。
※2021年以降は、PTR又はFC等のビジネスプランの契約を締結した場合、与信診断システムを使った診断業務まで行うことができます。
ローン媒介業務
ローン媒介業務まで行う為には、貸金業登録が必要です。
通常、自社で貸金業登録をするには、純資産5,000万円など高いハードルがあります。
しかし、当協会と提携する貸金業者の代理店となれば、純資産要件が不要となります。
貸金業代理店登録する為には、法定要件として
- 貸金業務取扱主任者
- 貸付業務経験者(1年以上)
が必要となります。
なお、当協会提携の貸金業代理店を行う場合、住宅ローン診断士の設置を条件としております。